【国内初】高速SA/PAにテスラ規格(NACS)対応充電器が登場へ!テンフィールズファクトリー「FLASH」、関東・西日本の18SA/PAに最大400kW超急速充電器を設置

EV充電インフラを展開するテンフィールズファクトリー株式会社が、NEXCO東日本およびNEXCO西日本による「2027年度 EV急速充電設備整備・運営事業者公募」において選定されました。

関東・中国・四国・九州の4エリア、計18箇所のパーキングエリア(PA)に、最大出力400kWを誇る最新鋭EV超急速充電器「FLASH MARK.7」が各2基、合計36基導入されます。稼働開始は2027年12月末を目指しています。

今回の整備における最大のトピックは、「高速道路のSA・PA本線上において、国内初となるNACS(テスラ規格)対応急速充電器の設置」となる点です。

テスラ車はアダプター不要に!CHAdeMO・NACSデュアル対応

これまで高速道路のSA・PAに設置されてきた公共急速充電器はCHAdeMO(チャデモ)規格のみで、テスラ車オーナーが利用する際は「CHAdeMO変換アダプター」を用意するか、一度高速を降りてスーパーチャージャーに向かう必要がありました。

今回導入される「FLASH MARK.7」は、CHAdeMOとNACSの両規格に対応するデュアルケーブル仕様。 テスラ車は変換アダプターなしでそのまま差し込むだけで充電でき、日産や輸入車などのCHAdeMO採用車両も従来どおり利用可能です。

導入機種「FLASH MARK.7」の注目ポイント

1. 最大400kWの高出力&時間制限なし

従来モデル(MARK.6)と同等のコンパクトサイズを維持しつつ、最大400kWの高出力を実現。車両側の受入性能に合わせて、短時間の休憩でも効率よく大容量を給電できます。

2. 取り回しやすい軽量・細径ケーブル

大出力充電器で課題となりがちだった「ケーブルの重さ・太さ」を改良。ケーブル径φ32mm(約20%細径化)、重量1.5kg/m(約35%軽量化)とし、腕力に自信がない方でも扱いやすい取り回しを実現しています。

3. 会員登録不要、クレカやQRコードで即時決済

専用アプリのダウンロードや月額会員登録は不要。手持ちのクレジットカードや各種QRコード決済でその場ですぐに充電を開始できます。

4. 24時間監視と災害時「無料開放」機能

遠隔監視(OTA)に対応しており、トラブル時の遠隔対応や24時間窓口を完備。また、過去の大規模災害時と同様に、災害時には充電器を遠隔操作で「無料開放」する機能を備えており、緊急輸送路としての防災拠点機能も担います。

設置予定パーキングエリア一覧(計18箇所・36基)

NEXCO西日本が公募した中国・四国・九州の全14箇所をテンフィールズファクトリーが独占採択されたほか、NEXCO東日本管内の千葉エリア4箇所にも導入されます。

エリア路線名設置パーキングエリア(上下線各1基・計2基)所在地
関東(4箇所)東関東自動車道佐原PA(上り・下り)千葉県香取市
千葉東金道路野呂PA(上り・下り)千葉県千葉市若葉区
中国(6箇所)中国自動車道久地PA(上り・下り)広島県広島市安佐北区
浜田自動車道寒曳山PA(上り・下り)広島県山県郡北広島町
中国自動車道帝釈峡PA(上り・下り)広島県庄原市
四国(2箇所)松山自動車道上分PA(上り・下り)愛媛県四国中央市
九州(6箇所)九州自動車道溝辺PA(上り・下り)鹿児島県霧島市
東九州自動車道上毛PA(上り・下り)福岡県築上郡上毛町
東九州自動車道川南PA(上り・下り)宮崎県児湯郡川南町

今後のロードマップ

  • 2026年10月〜:NEXCO各社との協議、全18箇所の現地調査、受電協議・工事計画策定
  • 2027年中:順次設置工事を実施
  • 2027年12月末:全18箇所(36基)での稼働開始予定

これまで商業施設や道の駅を中心に拡大してきた「FLASH」の急速充電ネットワークが、いよいよ長距離移動の要である高速道路へ進出します。テスラユーザーはもちろん、次世代の高電圧EVに乗るドライバーにとっても、高速移動の利便性が飛躍的に向上する契機となりそうです。

引用元:テンフィールズファクトリー株式会社 プレスリリース