Genesis(ジェネシス)が最高級電動SUV「GV90」を発表! 123.5kWh大容量バッテリーと世界初のルーフエアバッグを搭載したフラッグシップ

Genesis(ジェネシス)はサンフランシスコにて、ブランド初のフルサイズ・フラッグシップ電動SUV「GV90」(GV90 Neolunおよび標準車GV90の2バージョン)を世界初公開しました。2024年に公開されたコンセプトカー「NEOLUN」の市販モデルであり、専用新プラットフォーム「eMP(Electric Mobility Prime)」やヒョンデ・モーター・グループ最大となる123.5kWhの大容量バッテリーを搭載しています。

1. 柱なしで開口する革新ドア「Neolun Arch Gate」

  • Bピラーレス構造: 「GV90 Neolun」には、Bピラー(中央の柱)を排除しながら前後のドアが独立して開閉する世界初の「Neolun Arch Gate(隠しBピラーコーチドア)」を採用。
  • デュアルモーション・ヒンジ: 後部ドアがわずかに外側にスライドしてから滑らかに回転開閉する新開発機構により、前後ドアがお互いに干渉せず、圧倒的な乗降空間を提供。
  • 堅牢なロールケージ: 従来の1.5倍の厚みを持つフレームや高張力鋼管、構造用フォームにより、Bピラーがない状態でも同等の最高水準の衝突安全性を確保。

2. グループ最大123.5kWhバッテリーと最高出力657馬力

  • 専用プラットフォーム「eMP(Electric Mobility Prime)」: ジェネシスのフラッグシップ専用となる「eMP」アーキテクチャを初採用。
  • 大容量バッテリー: ヒョンデグループのEVで最大容量となる123.5kWhバッテリーを搭載し、航続距離は約500km(自社テスト値)を達成。
  • 350kW急速充電: 350kWのDC急速充電により、10%から80%まで約22分で充電完了。
  • ハイパワー性能: 前後デュアルモーターにより最高出力490kW(657馬力)、最大トルク800Nmを発揮。
  • 先進の足回り: 前後軸にE-LSD(電子制御スリップ抑制デフ)を初搭載するほか、マルチチャンバー・エアサスペンションや最大5度の後輪操舵(リアホイールステアリング)を装備。

3. 世界初の「ルーフエアバッグ」と究極のおもてなし空間

  • 世界初のルーフエアバッグ: 12エアバッグシステムの一環として、横転時にガラスルーフ全体を覆う世界初の「ルーフエアバッグ」を搭載。
  • ポップアップディスプレイ: ダッシュボード中央には、停車時に90mm上昇して24.6インチへと拡大するポップアップ式OLEDシネマティックディスプレイを配置。
  • 4人乗り仕様「Executive Suite」: 独立リアシート、韓国伝統のオンドルに着想を得た床下輻射熱暖房(床暖房)、天然木フローリング、パーティション、冷蔵庫、折畳テーブルを完備。

GV90 主要スペックまとめ

項目スペック
全長 / ホイールベース5,285 mm / 3,245 mm
プラットフォームジェネシス・フラッグシップ専用「eMP」
バッテリー容量123.5 kWh(ヒョンデグループ最大容量)
航続距離約500 km(自社測定値)
最高出力 / 最大トルク490 kW(657馬力) / 800 Nm
急速充電(10-80%)約22分(350kW急速充電時)
独自安全機能Neolun Arch Gate(隠しBピラーコーチドア)、ルーフエアバッグ

まとめ

ジェネシスが満を持して投入する「GV90」は、単なる大型電動SUVにとどまらず、欧州の最高級ブランドに対抗する「ラグジュアリー・モビリティの新たな金字塔」です。特にBピラーを排除しながら世界最高の衝突安全基準をクリアした「Neolun Arch Gate」や、伝統のオンドルから着想を得た床下暖房など、独創的なおもてなし(Son-nim)精神と最新テクノロジー(Pleos Connectなど)の融合は目を見張るものがあります。電動化時代におけるウルトラ・ラグジュアリーの基準を書き換える一台となるでしょう。

今すぐはないと思いますが、いずれかのタイミングでジェネシスの日本上陸も期待したいです。

参照元: Hyundai Motor Group Press Release(2026年8月20日発表)