こんにちは、浅本です。
今回はホンダの「INSIGHT(インサイト)」に試乗してきました!
これまでにヒョンデや日産 新型LEAF、トヨタ 新型bZ4Xなどの試乗レポートもお届けしてきましたが、今回のINSIGHTはそれらのライバルと比べてどのような立ち位置になるのでしょうか。
実際に試乗コースを走り、急速充電器にも繋いで検証してみましたので、リアルな視点からレビューをお届けします。
エクステリアもインテリアも大満足のデザイン
実車を目の前にしてまず感じたのは、「デザインが非常に良い」ということです。
エクステリアの洗練されたスタイリングはもちろんのこと、運転席に乗り込んだ際のインテリアの質感も高く、先進性と居心地の良さが見事に両立されています。
所有欲をしっかりと満たしてくれる仕上がりです。





















試乗コースでの走行性能は「全く問題なし」の快適さ
気になる走りについてですが、今回の試乗コースを走った限りでは全く問題ないレベルで、非常に快適でした。
EVならではの滑らかな加速と静粛性が担保されており、街乗りから環七通りのような少し速度が速い道路まで、ストレスなくドライブを楽しむことができます。

ヒョンデ IONIQ 5同様に優秀な「車線中央維持機能」
そして、今回感動したポイントの一つが車線中央を維持して走ってくれる運転支援機能です。
ヒョンデのIONIQ 5などに搭載されていて非常に快適な機能ですが、私の認識では日産 LEAFやトヨタ bZ4Xにはこの機能は備わっていません。
一般道走行時の疲労を劇的に軽減してくれるため、この機能がしっかり備わっている点だけでも、INSIGHTを選ぶ大きな理由になると感じました。

充電性能は「この時代にしては残念」だが、割り切り次第
一方で、EVとして避けては通れない「充電性能」については、正直なところ残念な結果となりました。
今回はバッテリー残量(SOC)80%の状態で、ABB製の90kW急速充電器に接続してみたのですが、出力は30kWも出ていないという結果に。 また、車両側の受け入れ最大出力が「80kW」というのも、大出力化が進むこの時代のEVスペックとしては物足りなさを感じてしまいます。
日常使いメインなら実は問題なし?
とはいえ、この充電性能が致命的かと言われると、そうでもありません。 「日頃から頻繁に長距離の遠出をするわけではない」という方であれば、実用上は十分な性能です。
- 街中の急速充電器はまだまだ50kW機が主流
- 洗車場で車を拭き上げている間に充電器に繋いでおけば、あっという間に必要分が充電される
このように、ご自身のライフスタイルと充電環境(自宅充電や立ち寄り先の50kW器の活用)がマッチしていれば、最大80kWというスペックもそこまでネガティブには働きません。
今回試乗させていただいたホンダ西新井店さんの近くでも、ライフ江北駅前店や都営住宅、エネオスなどあらゆる場所で50kW機が設置されています。スーパーでお買い物ついでに充電されたり、洗車機で洗車後に拭き上げついでに充電されたりするのであれば、50kW機の時間はちょうど良いものです。
総評:日本メーカーのEVとして、デザインや装備ならINSIGHT、充電性能ならbZ4X、どちらも優れているのが新型LEAF
充実した装備や上質なインテリア、そして優秀な車線中央維持機能などを総合的に考えると、個人的にはbZ4XよりもINSIGHTの方が魅力的な車に仕上がっていると感じました。
充電性能というウィークポイントはあるものの、そこを運用でカバーできる方(あるいは自宅充電がメインの方)にとっては、デザインと快適な走りを存分に楽しめる素晴らしいEVです。
もちろん、充電性能を重視するのであれば、bZ4Xの方が優れています。
どこにこだわるかで選んでいただくと良いかと思いますが、全体的な装備やUX、充電性能のトータルバランスが優れているのはやはりヒョンデ IONIQ 5や日産 新型LEAFかと思います。
INSIGHTが気になっている方は、ぜひ一度ディーラーでそのデザインの良さと、快適な運転支援システムを体感してみてください。とても素敵な車です。
