トヨタ bZ4X Touring 試乗レポート ~ パワフルな走りでより魅力的なEVに ~

こんにちは、浅本です。

今回はトヨタのbZ4X Touringに試乗してまいりましたので試乗レポートをお伝えしていきます。
完成度の高い bZ4X がよりパワフルになり、荷室が拡大して使い勝手が良くなったbZ4X Touring。
よりコンパクトさを重視されたい方にはbZ4X、それよりもデザインやパワーを求める方にはbZ4X Touringがオススメです。

しかし、よりオススメできるのはプラットフォームがArene(アリーン)に変わってからだと考えます。

bZシリーズ × Arene(アリーン)はbZシリーズを今までにない圧倒的に魅力ある車に変化させる可能性を秘めています。

エクステリアのご紹介

この樹脂パーツだけはやはり違和感があります。

ホイールのデザインもかっこいいですね。

充電口はやはり前方で左右に分かれる形です。生活スタイルに合っていれば問題ないかと思いますが、やはり後方の方が便利に感じます。

非常にスタイリッシュなデザインです。

トヨタロゴが小さすぎる気もするので、タイポグラフィのTOYOTAで良かったのではないかとも思います。
こちらがスバルのトレイルシーカーの兄弟車であることの影響でしょうか。

インテリアのご紹介

エアコン吹き出し口にはPanasonicの「nanoe(ナノイー)」の文字があります。

気温26度、バッテリー残量92%で航続距離が479kmはカタログスペックと比べると短く感じます。

インフォテインメントはアルファードのものと似ています。

ボタンが減っていたりするので、アルファード搭載の方が高級感がありますね。

運転席周り、インフォテインメントシステム周りは同社の新型RAV4の方が圧倒的に魅力的に感じます。

以下の写真はRAV4のものですので、比較してみてください。

新型RAV4の運転席

RAV4はしっかりヘッドアップディスプレイもあります。

新型RAV4の運転席前パネル

40 アルファード Exective Lounge や bZ4Xのものよりもこの形の方が好みです。

モダンでクセがなく、機能用件が満たされています。

新型RAV4のシフトノブ

40 アルファード Exective Lounge や bZ4Xのものよりもこの形の方が扱いやすいですよね。

ここまでがRAV4の参考画像です。

このRAV4からはArene(アリーン)という新プラットフォームを搭載していますが、bZシリーズも早急にArene(アリーン)への移行を進めていただきたいと思います。

bZシリーズのマイナスポイントであるインフォテインメントシステムやインテリアデザインが大幅に改善でき、圧倒的に魅力的な車に生まれ変わると考えています。

ここからはbZ4X Touringのインテリア紹介に戻ります。

このあたりのチープさは価格に見合っていません。

特にウィンドウ開閉操作部のあたりです。

トランクルームは非常に広いです。

V2Lもしっかり使えますので、車中泊にも不便しません。

走行レポート

通常のbZ4Xと比較してサイズは大きくなっているものの、運転のしづらさを感じる部分はありませんでした。

基本的なフィーリングは通常のbZ4Xと同様ですが、よりパワフルで余裕のある走りを感じることができます。

そして、四輪駆動という点が影響してか回生ブレーキがより効くように感じました。

このルートは私が所有するハイブリッドのアルファード Exective Loungeでも走行するルートですが、やはりBEVならではの軽快さと快適性を感じつつ、トヨタらしい走行におけるUXも健在ですので、トヨタユーザーの方でBEVを考えられるなら良い選択肢になるだろうと感じました。

今回は高速道路も少し走らせていただきました。

合流時の加速性能も申し分なく、必要十分です。

パワフルで気持ち良いドライブができるので、bZ4X ツーリングはとても良い車だと感じました。

こういった坂道でもパワー不足を感じることは一切ありません。

気持ちよく加速し、クセのないハンドリングやブレーキ操作で快適そのもの。

走りの部分では、bZ4X よりもこちらのbZ4Xツーリングが非常に魅力的であると感じました。

インテリアや装備の部分ではやはり満足できず、新型RAV4と同様の装備になれば、かなり魅力的な車となることは間違いないと感じました。

bZ4X ツーリングの良かったこと / 微妙だったこと

良かったこと

  • エクステリアがかっこいい。
  • とてもパワフルな走行性能。力強くパワー不足を感じることはありませんでした。
  • 走行は基本的にソフトな味付けで内燃機関車からの乗り換えでも違和感を感じにくい。
  • 400VアーキテクチャなのでV2Hとの相性が良いはず。
  • 補助金がとても多く実質負担金額は非常に安価。実質負担額を考えるとこの走行性能はとても良い。

微妙だったこと

  • 相変わらず内装がチープであり、装備が弱い。先進性が感じられない。新型RAV4と比べて大きく見劣りする。
  • 航続距離が伸びる時期の試乗だったにも関わらず、航続距離がカタログスペックと乖離が大きく500km台だった。
  • ワンペダルドライブ不可。フランク無し。

編集部まとめ

今回はトヨタのbZ4X ツーリング に試乗してまいりました。

トヨタの車が好きで、BEVの購入を検討されている方には非常にオススメできる一台です。

私もアルファードを所有しており、トヨタ車の良い部分や悪い部分は一定認識しておりますが、良い部分も悪い部分もいつも通りという印象でしたので、お好きな方であればとても満足度が高いでしょう。

この加速の良さ、パワーを感じる走りは気持ちよく、快適そのものです。

一方、インテリアのチープさや装備の貧弱さは価格を考慮するとやはり残念に感じます。
補助金適用後の実質価格で装備を作られているのではと考えざるを得ないです。

同日に新型RAV4も試乗させていただき、Arene(アリーン)も体験させていただきましたが、

AreneがbZ4Xシリーズに搭載されれば、bZ4Xシリーズは大きく化けるでしょう。
非常に素晴らしいソフトウェアプラットフォームだと感じました。
ぜひ1日でも早く、bZ4XシリーズにAreneが搭載されることを願いたいと思います。

AreneがあればいつもbZ4Xでお伝えしているマイナスポイントはかなり解決します。
シフトノブもbZ4Xのものはよく分からない操作感ですので、RAV4同様のシフトノブが搭載されると運転も快適です。

マイナスな部分もお伝えしましたが、
今補助金(国 + 東京都)も踏まえると、この性能の車が約400万円で購入できると考えると非常にお得でオススメできます。

航続距離が実質500kmであったとしても受電性能が良ければ不便することはありませんし、
日本メーカーのEVが欲しいという方はぜひ検討されてはいかがでしょうか。