ヒョンデ STARIA Limousine Electric 内外装レポート

こんにちは、浅本です。

今回は韓国に訪問し、いくつか見てきたり、試乗させていただいたりしましたので、順にレポートしていきたいと思います。

まず最初は日本でもテストカーの目撃情報が相次いでいる「Hyundai STARIA Electric」最上位グレード「STARIA Limousine Electric(ヒョンデ スターリア リムジン エレクトリック)をレポートします。

ソウルから2時間ほど車を走らせたところにある「YEOJU PREMIUM OUTLETS」で展示されていた Hyundai STARIA Limousine Electric(ヒョンデ スターリア リムジン エレクトリック)を見てまいりました。

先日からYouTubeで公開されていたのはメディア向けに公開されたタイミングとのことで、このアウトレットが一般向けでは最速かと思われます。ヒョンデの方に伺ったところ、5月下旬からHyundai Motor Studio Seoulでも展示される予定とのことです。ぜひ観光で訪れた際などにご覧ください。

今回はハイブリッドのSTARIA Limousine含めて、4台のSTARIAが「STARIA Garden」に展示されていました。
途切れることなくお客さんがいらしていたので、その人気の高さや注目度の高さが伺えます。

エクステリアのご紹介

ハイブリッドモデルと比較し、グリル部分がスタイリッシュな印象です。
スッキリしているので洗車もしやすそうです。

ボンネットを開けると、なんとフロントトランク(通称:フランク)もありました。
筆者はニオイが強いものや普段使わないけど大切なものなどをフランクに入れるので、これは嬉しい人も少なくないでしょう。

充電口はCCSです。普通充電はもう一口後方にあるようですが、
スライドドアを閉めることはできなかったので、そちらは確認できていません。

フロントはこのような感じです。

タイヤは215/65R17と割と小さめのタイヤで、NEXEN ROADIAN CTX。

リヤも印象的なスタイリングで、すぐにSTARIAとわかります。
後続のドライバーにわかりやすく意思表示ができるライトでウインカーに気づかれない心配なども不要です。

光の加減でこの写真だとわかりやすいですが、実はこのSTARIAのカラーはグリーンなのです。
普段はブラックに見えて、光の加減でグリーンに見える、そんなおしゃれなグリーンカラーです。

側面や斜めの角度はBEVのSTARIAは人が多く集まっていたこともあり撮影できなかったので、
ハイブリッド版の写真でご確認ください。
フロントのグリル以外についてはデザインの差分もないかと思います。

存在感がありつつも、曲線で優しい印象もあり、素敵なエクステリアです。

やはり窓ガラスは大きいですね。

ツートンカラーも日本で発売されるのでしょうか。
個人的にはSTARIAのデザインだとより一層、白色や黒色が多く売れそうな印象です。

インテリアのご紹介

運転席周りはINSTERに近い印象です。

このような感じで、ボタンが多めに見えますが、実はIONIQシリーズとそれほどボタン数は変わらない気もします。
今回の車両はUIのテーマがポケモンに設定されている模様です。
日本でもテーマを選べるようにしてほしいなと感じました。

コックピッドはこんな感じです。
シフトレバーはいつものBEVのヒョンデ同様のものを搭載し、「DRIVE MODE」などの位置もいつも通りです。

スピードメーターはこちら。ヘッドアップディスプレイは非搭載です。

運転席の横を見るとこんな感じで、ミニバンにしてはかなり死角が少なめ。

もう少し運転席目線ということで、アクションカメラの景色だとこんな感じです。
STARIAのガラスの大きさはデザインのためというよりは、こういった安全性や運転のしやすさを向上させるためという目的が大きいのではないでしょうか。

非常に安心して運転できると思います。

2列目はキャプテンシートになっています。
筆者も所有するアルファード Exective Loungeと似たシートになっています。
実は金額もほぼ同じ(8,787万ウォン)なので、金額相応のシートになっているといった印象。

もちろん足元はこういった形でしっかりと伸びます。

左手元にはシートアレンジやマッサージ機能も。
マッサージ機能はIONIQ9よりもSTARIA Limousine Electricの方が優れています。
非常にパワフルで爽快。アルファードよりもパワフルです。

右手にはスマホのワイヤレス充電。
アルファードではキャプテンシートでスマホ置き場に迷いますが、これならスマホ置き場に迷いません。

肘置きを開けるとテーブルが出てきます。
(前に使っていた人たちの指紋で汚くなっていてすみません…。)

上の1枚目を開けるとミラーが。

テーブル自体を開けるとこれほどの大きさになります。
これならパソコン作業なども捗りそうですね。

アルファードの場合、ハイブリッドでBEVではないこともあり、ユーティリティモードなど部屋として使う際にエコなモードがありませんが、STARIA Limousine Electricであればユーティリティモードもあり、排気ガスやエンジン音も発生しないので、自宅駐車場や旅先で部屋として使うことができそうです。

足元にはUSB PDポートもあり、パソコン作業も快適。
そしてコンセントもあり、V2Lにも対応しています。コーヒーマシンなども置けそうです。

後席ではモニターもありますので、動画コンテンツも楽しめます。
スピーカーの音質は個人的に筆者が所有するアルファード Exective Loungeよりも圧倒的に好みなサウンド。
低音域から高音域までバランスよく音が出力され、中音域もしっかりがやや強め。
それゆえにボーカルや映像コンテンツの音声がとても聞きやすいです。


解像感はそれほど感じませんが、音圧の強さに圧倒されました。

リアから車内を見るとこんな感じです。
車内の高級感や居心地のよさは申し分ないでしょう。

三列目は一番前に出ていましたのでこのような狭さですが、実際は足元の空間もしっかりありました。
ただ、三列目は残念ポイントがあり、なんと折りたたむことも完全に閉じることもできません…。
現場にいらしたヒョンデスタッフの方に伺ったので、間違い無いかと思います。
つまり、このSTARIA Limousine Electricの場合は車中泊の際に布団を敷くことはできないでしょう。

その代わり、三列目とは思えない上質なシートですので、どの座席でも快適なドライブができそうです。

三列目のレールはこれほど余裕がありましたので、まだまだ後ろにできます。

編集部まとめ

今回はSTARIA Limousine Electricのレポートをお送りしました。

ヨーロッパで発表された際はノーマルの「STARIA Electric」でしたので2列目など車内空間がチープな印象でしたが、
今回韓国で確認した「STARIA Limousine Electric」は金額も装備もまさにアルファードのExective Lounge。
BEVにも関わらず、HEVのアルファード Exective Loungeとほぼ同じ価格で非常に魅力的な装備で誕生しました。

日本での発売にあたってはノーマル仕様で検討されるかとは思いますが、
BEVでアルファード Exective Loungeと同等の車はZeekr 009くらいしか日本市場ではありませんので、ぜひ検討いただきたいところ。

航続距離こそ短めですが、この車は800Vアーキテクチャで受電性能が良いので長距離運転も問題ないでしょう。

内外装は非常に素晴らしい車でしたので、今後試乗できる機会があれば乗り心地といった部分もチェックしていきます。

参考にスペック表は以下になります。